働き盛りの30代〜40代の体力が低下している?

30代の体力はもっぱら停滞か低下しているらしい。スポーツ好きなドイツハーフにとっては、死活問題です。

「健康な体」なくして「仕事」もない

 

 

コダモンです。

 

 

このブログではあまり語っていませんでしたが、実はけっこうなスポーツ好きです。

 

 

観戦するのも好きだし、何より自分で体を動かす事が大好きです。日本で暮らしていた幼少期〜青年期は、常にスポーツに囲まれた生活を送っていた。

 

 

ドイツで大学生活をスタートさせてからも…。週3〜4回のペースで、必ず何かしらのトレーニングをしていました。

 

 

子供の頃は、日本の関東のド田舎育ちだったので…。周りの子供たちに混じって駆け回りながら、野生児に育ちました。

 

 

友達とチャリンコで競争して、派手に転んでケガをしたり。

 

 

虫を捕まえるために、雑木林をひたすら進んで擦り傷だらけになったり。

 

 

その辺の「食べられる」ものなら下校時に勝手に採って食べたり。(危ない)

 

 

そんなこんなで、子供の頃は「遊ぶこと」と言えば、常に「外を駆けずり回ること」でした。そのため、当時は体を動かす事が当たり前だった。

 

 

中学校になると、部活動に精を出しはじめ…。

 

 

高校生になると、ほぼ週に7日間は部活でした。それほど当時は没頭していたし、競争心旺盛な性格も重なって…。向上心の塊のようにトレーニングをしていた。

 

 

それほど、スポーツ好きな性格なのです。

 

 

育った環境もあると思いますが、体力には自信があるし、何より体を動かす事がまったく苦じゃ無い。むしろ、定期的に体を動かしたり鍛えていないと、生活のリズムが狂ってしまうほどでした。

 

 

ドイツでも、大学チームに在籍しながら文武両道を目指すなど、これまでの生活では常に「スポーツ」が身近にあった。

 

 

しかし…。

 

 

日本で経験した「サラリーマン生活」で、人生ではじめて「スポーツができない環境」に身を置いてしまったのです…。

 

 

カイシャでの消耗と残業

 

 

中途採用で日本のカイシャに入社し、都内の大きな日系企業に勤めていた、わたくしコダモン。

 

 

ドイツで有意義な大学生活を送っていたところから…。急転直下。1Kの狭いマンションに住みながら、カイシャと家の往復の日々がはじまったのです。

 

 

自分ではまったくそんなつもりが無くても、気がつけば常に残業をしていました。

 

 

夜中までムダ会議が続いたり。休日に出張先へ前乗りしたり。

 

 

噂に聞いていた、「ストレス大国ニッポン」と、怒涛のサラリーマン生活。そのど真ん中に、飛び込んだのです。

 

 

自分がハーフだということもあり、また、海外生活が長かったこともあり…。

 

 

俺は典型的なサラリーマンにはならない

 

 

そのような、何の根拠もない自信が、当時はありました。

 

 

スーツに身を包み、颯爽と出社しながら、自分の業務は「グローバルに活躍する」仕事。完全なイメージ先行型で、自分がいわゆる日本のサラリーマンになった実感など、最初はまったくありませんでした。

 

 

周りはみんな、毎日何やら疲れた顔をして出社している。でも、自分は大丈夫。そう思っていたのです。

 

 

しかし…。

 

 

いったん入社してしまったら、もう手遅れ。その実態はもちろん「日本のカイシャ」です。

 

 

思考停止でいつまでも残業している上司はいるし。

 

 

まったく理解不能な古い慣行とルールだらけな組織だし。

 

 

「周りに迷惑がかかる」と言って誰も有給休暇を取らないし。

 

 

そこは、絵に描いたような、「ザ・日本のカイシャ」でした。

 

 

キラキラと働く自分の姿を想像していたドイツハーフは、完全にその出鼻をくじかれました。

 

 

グローバルな企業だったにも関わらず、その中身は完全に「日本」。

 

 

海外の拠点や現地の人間と、ロクにコミュニケーションも取れていない。グローバルとは名ばかりで、経営も人事体系も全部日本製。

 

 

完全な大和魂な思考で、いつまでも「日本式」に業務を遂行するようなカイシャでした。

 

 

そんな環境で、せめてプライベートだけでも充実させようと、当初は頑張っていました。それでも、ウザい「飲み会」が頻繁にあったりと…。なかなか余暇を作り出せない。

 

 

気がつけば、カイシャ中心の生活になっていました。

 

 

年功序列が支配する小さな「カイシャ」という世界。そこでは、誰も何も文句を言わず、ただひたすら周りに合わせながら働いていた。

 

 

本当に、よくここまで社員を飼いならしたものだと思うほど…。みんな悲しいくらい不効率な環境で働いていました。

 

 

そしてもちろん…。自分もその中の「その他大勢」の一人。

 

 

日々の業務の中で納期に追われながら、休日出勤とかもした。

 

 

凱旋帰国でさっそうと入社したドイツハーフも、単なるカイシャの歯車の1つになっていったのです。

 

 

こうなってくると、もう自分の時間を持つ事が難しくなっていく。

 

 

週末などは…。食事でストレス発散をしたり、気晴らしに友人たちと飲みに行きたくなる。

 

 

そんな生活の中で、肝心なスポーツはというと…。

 

 

仕事が終わってから、ごくたまに気晴らしにジョギングに行く程度。

 

 

これまではスポーツで鍛え抜かれていた体も、次第にブヨブヨ感が増し…。自分では意識していなくても、スポーツをする日が、週に2回から最終的にはゼロに。

 

 

自己嫌悪にもなるほど、気がつけばプライベートがまったく充実していない生活を送っていたのです。

 

 

本当に危険なサラリーマン生活

 

 

こんな調査結果を目にしました:

 

 

「スポーツ庁は7日、体育の日を前に、2017年度の体力・運動能力調査の結果を公表した。… 子どもと高齢者の体力が向上する一方、働き盛りの30~40代は低下や停滞が続いている。」

(出典: https://mainichi.jp/articles/20181008/k00/00m/040/038000c, 2018年10月14日時点)

 

 

この結果を見た瞬間…。

 

 

「やっぱりな」

 

 

と思いました。

 

 

まさに、日本でカイシャ生活を送っていた自分の状況と、重なって見えたからです。

 

 

30代の、「働き盛り」の会社員たちの体力が落ちている…。

 

 

管理職を目前に、自分自身の健康と引き換えにバリバリ働き…。家族との時間も、運動に割く時間も惜しいんで、カイシャに傾倒している30代のサラリーマンたちの姿が目に浮かびます。

 

 

…。

 

 

日本のラッシュアワーが絶対にNGだった、わたくしコダモン。当時は、勤務地から徒歩圏内の場所に部屋を借りていました。

 

 

忙しくなっていくカイシャ生活の中で、往復で50分ほどの徒歩通勤が唯一の運動という日々も、ザラでした。

 

 

そんなカイシャ生活も1年が経った、とある日。

 

 

健康診断の結果が出たその日、コダモンの中に激震が走りました。

 

 

なんと、人生で初めて診断で「ひっかかった」のです。

 

 

これには、自分のことながらマジで引いた。

 

 

「俺はいったい何をやっているのだろう…」

 

 

この時は、自分の愚かさに、診断書を見ながら開いた口がふさがりませんでした。

 

 

健康診断に引っかかった理由は単純です。運動不足。

 

 

はぁー…。

 

 

自分はこれまで、自他共に認めるスポーツマンだった。「運動」というものは、無理して行うものでは無く、好きだからするもの。

 

 

スポーツは、生活の一部。自分の人生の一部のはずでした。

 

 

それが…。仕事のストレスと不摂生がたたり、まさかの「不健康」のレッテルを貼られてしまった。

 

 

この日は…。マジで落ち込んだ。

 

 

まさか自分が…。

 

 

自分は「他とは違う」と思って入社したまでは良かった。しかし…。集団行動が美徳とされる組織の中で、いつしか自分を見失ってしまった。

 

 

そして、周りの同僚に合わせるように残業を繰り返し、ろくにリフレッシュもできないまま働いていた。挙げ句の果てには、まったくスポーツができないような生活になってしまっていた…。

 

 

そんなダメな自分が、健康に支障をきたすまでに劣化していたとは…!!

 

 

…。

 

 

それからというもの、自分の仕事に対する姿勢と「考え方」を根本から変えました。

 

 

まず、ジムにも登録。健康管理もかねて、カレンダーにしっかりと予定を組みながら、カイシャが忙しくても、極力スケジュール通りにジム通い。

 

 

バリバリ運動をしていた頃のトレーニングメニューを、汗を流しながら、ひたすらこなしていきました。そのペースも、最初は週に1回から…。最後は、ようやく週に3回まで行うことができるようになった。

 

 

体型も、20代の現役の頃までとはいかないものの…。なんとか人様に見せれるようなレベルを維持できるようになりました。(見せないけど)

 

 

しかし…。この「変化」には、もちろん弊害が発生した。

 

 

それは言うまでも無く、カイシャでの「パフォーマンス」。

 

 

「コダモンのやつ、今日もこんな早く帰宅かよ…」

 

 

「おい、例の案件はちゃんと回答してあるんだろうな?」

 

 

定時に帰宅しようとするたびに、こんな言葉が聞こえたり聞こえなかったり。

 

 

「残業が当たり前の仕事量」で働いていたので、健全な生活をはじめようとすると、どこかで炎上します。

 

 

上司も、さっさと帰るコダモンを、苦虫を噛み潰したよう顔で見送っていた。

 

 

それでも、マジで無理やり強行突破しました。

 

 

自分がブヨブヨになってしまった原因は、もちろん自分にあります。運動する時間を持てなくなったのも、まさに自分のせい。

 

 

しかし…。本当のそもそもの原因は…。

 

 

カイシャのストレスと残業

 

 

この事実は、明確だったのです。

 

 

コダモンは、正直なところ、この時点で「いつかこのカイシャを辞める」と決めていました。

 

 

健康診断が理由ではありませんが、そもそも日本のカイシャの働き方が、マジでありえなかったから。

 

(合わせて読みたい)

 

 

いつまでもデスクに残ってひたすら残業する同僚と上司。そして、仕事の延長でしかない飲み会や、超めんどうな社内の人間関係。

 

 

そのどれもに、これ以上付き合ってられなかったです。

 

 

海外生活が長かったこともあり、サラリーマンを続けている自分の中で、「何かが違う」という意識は、入社から常に頭の中にありました。

 

 

そんなこんなで、カイシャを辞めた。

 

 

マジでさっさと辞めてきました。

 

 

…。

 

 

「仕事」ごときが、自分の健康に影響を及ぼすなどとは、微塵も思っていなかったです。

 

 

それでも、日本のカイシャで経験した4年半は、確実に自分の身体を蝕んでいた。

 

 

「健康な体」が維持できないうちは、「仕事」もクソもありません。

 

 

過労死や鬱などのニュースが、いたるところで流れている、日本での働き方。

 

 

病気になってからでは何もかもが遅い

 

 

それだけは、確実に言えます。

 

 

カイシャへの忠誠心も、昇給・昇級も、勤続年数も…。そんなものは、自分が潰れてしまってからでは、マジで何の意味も無い。

 

 

心身をやられた後では、取り返しのつかない事態だってあるのです。

 

 

そして…。仮にあなたが潰れてしまっても、カイシャは助けてくれません。

 

 

壊れた歯車は、さっさと別の歯車に置き換えるだけ。

 

 

それに気づいたコダモンは、最終的にカイシャを辞めるという決断で、ストレス三昧な環境からオサラバしました。

 

 

スポーツ好きだった当時の自分は、ドイツでドイツ企業に転職した今、しっかりと取り戻せています。

 

 

コダモン