残業が多い人はメール作成に時間がかかる?

「メールにかかる時間」に残業問題解決の可能性を見出すのは間違い

 

みなさん、こんにちは。

コダモンです。

 

「ITmediaオンラインONLiNE」が発信していたこの記事:

 

 

「残業が多い人は、ビジネスメール作成に時間がかかっている」

 

 

どうやら、日本ビジネスメール協会という所のデータをもとに色々考察している模様。

 

日本ビジネスメール協会… 

あ…怪しい。

 

それはともかく、その調査結果によると、

 

 

1日の送信メールは平均12.6通。受信メールは平均39.3通。

 

 

1日100通くらい受信メールのあったコダモンは単純に少なく感じます。

 

その業種にもよるのでしょうが、一般的にはどうなんでしょうかね。送信メールに関してはその都度数の変化は大きそうですが、平均およそ13通というのもちょっと少なく感じますね。

 

 

 

「残業時間が多いと感じることがある」と答えた人はメール数が多い傾向があり、メール作成時間も平均7分かかっている。

 

結論から言ってしまうと、この記事はコレを理由に「メールの数=残業」としている。

 

でも、これにはさすがに異論を唱えたい。

 

 

残業時間が多い人は、無駄メールを書く時間を、自分で勝手に作っています。

 

 

そもそも日本の会社の残業スタイルが、「頑張っている姿勢をカイシャと上司に見せる」です。そのため、遅くまでどうでもいいメールに返信している人もいれば、日々の雑務に追われてメールの返信を後回しにする人が出て来るのです。

 

要は、「仕事が終わってからメールを返していく」方式ですね。

 

コダモンのいた一部上場の大手日系企業でも、遅くになってから「後は溜まってるメールに返信するだけだー」なんて言ってるダメ上司がたくさんいました。

 

ちなみに協会は、「メール作成の過程は可視化されにくく、費やしている時間も把握しにくい。生産性を落としている原因が、メールにある可能性を考慮し、使い方や作成時間を見直す必要がある」と指摘しています。

 

 

いやいや。

 

 

生産性を語りたいのであれば、その原因を「メール1通にかかる時間」ごときに探してはいけません。

 

 

もっと改善・指摘すべきところはあるはずです。

 

日本ビジネスメール協会の意地のようなものも感じますが、英語と日本語の両方のメールを1日何十通も読み返信してきたコダモンからすれば、メールにかける時間は残業にはほぼインパクトはありません。

 

 

「メールにかかる時間」に残業問題解決の可能性を見出すのは間違いです。

 

 

「カイシャの残業」をなんとかしたいのなら、まずは「繁忙期の上限100時間」などのありえない議論を再検討する地道な作業からのスタートになりますね。

 

定時で帰宅することがカイシャの慣例的に不可能だと判断したコダモンは、4年半耐えた後にさっさと外資系に転職しました。

 

 

ちょっと論点がずれましたが、

 

この調査、2395の回答をまとめた結果だそうです。

 

ここまで広範囲なアンケート調査ができているなら、もうちょっと有意義な活用方法と論法があったのではなかろうか。

 

メールにかかる時間は、そのメールの緊急性と内容、及びタイピングなど各々の物理的な能力に依存します。

 

 

「残業が多い人はメール作成に時間がかかる」とは、

 

 

日本のカイシャのシステムを棚に上げた、なんとも都合の良い解釈をしたまとめ方です。

 

コダモン

 

 

出典:

・http://www.msn.com/ja-jp/money/news/残業が多い人は、ビジネスメール作成に時間がかかっている/ar-BBBNJrv#page=2 (ITmediaオンラインONLiNE, 2017年6月2日時点)