「休みます」の意思表示で職場と上司の空気を読まない

職場で浮いても、「休みます」としっかり意思表示することが大事。取れない有給休暇と残業だらけのカイシャ生活、まだ続けていませんか?

「とりあえず休む」という意思をカイシャと上司にぶつける

 

 

コダモンです。

 

 

ネットをブラブラしていたら、こんなテーマの記事を見つけました:

 

 

「メールは18時以降送らない その仕事まだまだ減らせる」

 

 

女性向けの仕事術のような内容の投稿ですが、その見出しのインパクトに惹かれて読んでみました。

 

 

正直なところ、「不要な残業はやめよう!」という方向を期待していたのですが……。

 

 

その内容はちょっと違ったもの。

 

 

深夜にメールを送るのは時代に逆行しているというもの。仕事が遅いと思われたり、ブラック企業のイメージを与えたりと、マイナス要素も多いのです。(出典: Nikkei Woman Online, http://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/022800123/081800024/, 2017.08.30.)

 

 

といった感じ。

 

 

まぁ確かにそうかもしれませんが、「深夜にメールを書くこと」という環境自体に、もう少し言及して欲しかったですね。

 

 

夜中のメールは仕事が遅い人の証

 

 

というような内容にも触れていますが、いずれも自分が深夜まで残業することで発生する周囲への影響がテーマです。

 

 

正直言って…。

 

 

「周り」を気にしすぎ

 

 

日本のカイシャとサラリーマンの、ダメなところです。

 

 

社内にしろ、社外にしろ、「自分の周囲に与える影響が大切」みたいな内容には、なかなか共感できません。

 

 

海外のワークライフバランス

 

 

前述の記事はあくまで「仕事術」ということであり、確かに日本のカイシャで顧客を相手に商売をしている限り、当てはまる事項も多いと思います。

 

 

ただ、ここで言いたいのは…。

 

 

その前提となっている「働き方」がそもそもおかしい

 

 

ということ。

 

 

「深夜までの残業」が、当たり前のようにみなされちゃってますけど…。コレ、「普通」じゃないですから。

 

 

このブログでもたびたび提議しているように…。

 

 

「ワークライフバランス」が全ての働き方の根底にあるべき。

 

 

ハーフであるわたくしコダモンは、もうひとつの母国のドイツで健全な働き方を目の当りにしてきました。

 

 

週40時間勤務で、残業はしっかり繰り越せる。代休を取ってもいいし、金曜日に14時に退社してもいいわけです。有給休暇も、しっかりと1年を通してプランされ、いかに繁忙期でもそのプラン通りに休むドイツ人。

 

 

そのような働き方で、残りの時間はしっかり家族とプライベートの充実にあてがわれる。

 

 

(う、うらやましい……)

 

 

ちなみにドイツで駐在員をしていた時、16時に帰宅していく現地の同僚たちを、指をくわえながら見送っていました。

 

 

海外でもしっかり「日本式」で働く日本人の上司達に囲まれ、コダモンはドイツでもちゃんと無意味な残業をしていたのです(泣)

 

 

それでも、ワークライフバランスの取れた働き方を身近で体験してきた身からすると、つくづく日本のカイシャのダメさが目に付きました。

 

 

周りに迷惑をかけない…で潰れるサラリーマン

 

 

ドイツ企業の正反対な場所にいるのが、日本のカイシャ。

 

 

有給休暇ひとつ取っても、その違いは明白です。

 

 

ドイツの場合:

 

 

上司:「今年の有給休暇、もう予定決めた?」

 

部下:「はい、春と夏に2週間ずつ(20日間)。残りは年末に取ります」

 

上司:「そうか、○○(同僚)とも休暇時期がカブっていないからOKだな。それで提出してくれ」

 

 

といった具合。

 

 

日本のサラリーマンからしたら夢のようなやり取り

 

 

そう思いませんか?

 

 

前述のドイツでのやり取りは、嘘のような本当の話。実際にドイツ駐在時に経験しました。

 

 

ちなみに、日本の場合:

 

 

上司A:「いやーもう有給休暇が40日分くらい溜まってるよ」

 

上司B:「俺なんか最後に有給休暇取ったのは、インフルエンザで病院に行った時だったかな」

 

上司C:「年末年始で1週間も休んじゃうと、逆に復帰がダルイから休む必要あんまり無いんだよなー」

 

部下:「ガクガクブルブル……。」

 

 

こんな感じ(笑)

 

 

ドイツとの差は、まさに月とすっぽん。

 

 

「上司が休まないのに、部下の私は休めない…」

 

 

「私が休んだら、○○さんに迷惑がかかる…」

 

 

「自分だけ休むのは気が引ける…」

 

 

これらの連鎖反応で、誰も有給休暇を消費しないシステムのできあがり。

 

 

「周り」を気にしすぎ

 

 

ドイツのように、進んで休暇申請ができる環境作りは必須です。

 

 

有給休暇なんかは、取得して当然の権利。

 

 

そして、その有給休暇を部署の人がまんべんなく取得できるような体制作りと、しっかりとした業務マネジメントをするのが上司の仕事です。

 

 

しかし、

 

 

日本のカイシャではそれがテーマにも上がらない。

 

 

なぜなら…。

 

 

どの社員「当たり前」のように残業して休暇を取ろうとしないから

 

 

目に見えないルールを自分たちで勝手に作り、自分たちの首を絞めています。

 

 

もっと柔軟な頭で働きましょうよ……。

 

 

いつまでも従順に残業し、休暇申請をためらうサラリーマン。

 

 

彼らにも非がありますが、カイシャとその上層部が社員に甘えきっている結果でもあります。

 

 

ようやくコンプライアンスが叫ばれるようになった昨今ですが、現実はまだまだ。

 

 

「周りに迷惑をかけたらマズい…」というムダな集団意識で、リフレッシュもできないまま心身を消耗していきます。

 

 

「周り」に左右されない働き方

 

 

結論から言うと…。

 

 

今の日本のカイシャで「周り」を気にしない働き方は難しい

 

 

なぜなら、集団行動が美徳の社会で、みんながそれにならっているから。

 

 

実際に、4年半もの期間を日本のカイシャにどっぷり浸かってきたので、わかるのです。

 

 

カイシャでは、出る杭はしっかり打たれる。

 

 

コダモンは、定時で「お先に失礼しマース」と帰宅していたら、ちゃんと仕事を増やされました(泣)

 

 

ハーフで海外経験が長くても、「みんなもやってるんだから!」という集団行動の精神に押し切られたのです。

 

 

それでも、自分の権利を主張することが大事

 

 

オススメは、有給休暇を全て消化するところから。

 

 

コダモンも、有給休暇だけは毎年しっかり消化させてきました。

 

 

「明日、カイシャ休みます」でも、「8月に2週間お休みをいただきます」でもかまいません。

 

 

「とりあえず休む」という意思をカイシャと上司にぶつけてみる

 

 

これをやってみましょう。

 

 

深く考えずに、あなたの当然の権利を主張してみること。

 

 

後のことは、「君、それは困るよ…」とかなんとか言われてから考えればいい。

 

 

どうせ、「仕事がまわらなくなるから」とか、「お客さんが困るから」などといった理由でモメますから。

 

 

ちなみにそのような理由は、

 

 

カイシャ都合でこちらには何の関係もありません

 

 

人が足りないのは、カイシャがマネジメントしきれていない証拠。

 

 

誰かが休んだ際に、代替の体制をしっかり敷いていないのも、リスクマネジメントがまったくできていないだけ。

 

 

黙って残業し、有給休暇を取らないサラリーマンに甘えきっているカイシャと部署は、

 

 

こちらから積極的に変える気でいきましょう

 

 

「今日は残業しません」

 

 

「○○日にお休みをいただきます」

 

 

これらを数回ぶつけて、話し合ってみてはじめて、カイシャと上司たちは、

 

 

「いつか休ませなきゃ面倒なことになるな……」

 

 

と考えるようになるのです。

 

 

本当にまわりくどい手法ですが、これが現状なので仕方ありません。

 

 

周りの同僚もこれに続き「帰ります」、「休みます」と主張してくれればベストですが、さすがにこればっかりはコントロールできませんね。

 

 

それでも、あなたの意思表示が「変わる」キッカケになります。

 

 

周りに合わせるだけの働き方、やめませんか?

 

 

コダモン