続・ハーフのいいところ

日本の学校生活とかは大変だったけど、ハーフは基本いいとこ取り? バイリンガルに育たなくても語学に対する感覚が鋭いよ。

日本のハーフは色々大変だけど「コトバ」が便利!

 

 

コダモンです。

 

 

このブログのタイトルにもなっている通り、ハーフです。

 

 

まぁ、厳密には「ハーフ」って日本だけで通用する「混血」に対する言い回しです。世界的には、「ダブル」とか「ミックス」という言い方が標準。

 

 

何はともあれ、「ハーフ」という表現が定着しているので、ハーフを名乗っています。

 

 

そんなハーフの「いいところ」にも焦点を当ててみようと思い、つらつらと書いてみました。

 

 

(合わせて読みたい)

 

 

自分自身がハーフだという自覚のようなものは、実はあまり無いです。特に最近では、ほぼ皆無。

 

 

しかし…。日本にいた時は、話は別。

 

 

日本で暮らしていた幼少期〜青年期は、学校という集団行動の聖地とも呼べる場所に通っていたので、「見た目からして周りと違う」ドイツハーフは、完全に浮いていました。

 

 

見た目は完全に外国人だし。

 

 

通っていた学校も、インターナショナルスクールなどではなく、ごく普通の日本の公立の学校。しかもド田舎で暮らしていたので、外国人でさえも珍しい環境で、ドイツハーフは常に注目の的でした。

 

 

小学校から中学校へ、また中学校から高校へ。学校が変わるたび、周りの環境が変わるたびに、また一からの説明がスタートします。これは意外と「ハーフあるある」かも。

 

 

先生たちも、周りの新しい生徒たちも、先輩も。

 

 

環境が変わって新しい人と関わると、誰もが「こいつ何者…?」という反応です(笑)

 

 

自分がドイツと日本のハーフであること。

 

 

外国人じゃないこと。

 

 

日本語がしゃべれること…。

 

 

自分1人だけ周りと違うので、それだけで説明責任が発生します。しかも、それでも取っ払えない「先入観」がいくらでも存在する。

 

 

自分がハーフだというだけで、人一倍自己紹介に気を使うし、何よりも周りからのジロジロ感が超めんどう。

 

 

先輩とかが、興味本位でわざわざクラスにまで見にきたり。

 

 

「ハーフどこ?」

 

 

「おっ、あいつ??」

 

 

「マジ? 外人じゃん!」

 

 

みたいなことを、しっかり自分に聞こえるところでやっています。

 

 

見世物じゃねえぞ…(笑)

 

 

高校の時などは、いわゆるヤンキーとかが最盛期だったし、超絶めんどうだった。

 

 

しかしながら、コダモンはずーっと体育会系で人付き合いも別に苦手じゃなかったので…。自分が隅っこに追いやられる前に、逆にガツガツとこちらからコミュニケーションを取っていました。

 

 

学生時代は、苦い思い出もあった分、色々な意味で、自己を形成する源にもなっていた気がする。

 

 

コダモンは、ドイツハーフとして日本で生まれ育ちましたが…。大学生からドイツに移住して10年以上もドイツで暮らしてきた。

 

 

そして、海外経験を通して身にしみて思ったのが…。

 

 

ハーフが「特別枠」なのは日本だけ

 

 

ということです。

 

 

普通にしてても、大人しくしていても。目立ってしまう日本在住のハーフたち。

 

 

テレビやメディアでも、「ハーフタレント枠」なるものが存在し、カテゴライズされる存在です。

 

 

しかし、それはマジで日本だけの話。

 

 

海外は、ハーフというか、そもそも「混血の人」が存在して当然の社会ですので、その部分にわざわざ区別を設けません。

 

 

大学時代にも、たくさんの留学生がいたし、そもそも隣の学生がドイツ人かフランス人か、はたまたベルギーの人なのか? 話してみないと何人かわからない。それほど、多国籍で色んな人がいました。

 

 

そして…。その中にはドイツと他の国のハーフもいたかも。

 

 

日本ではどこへ行っても注目の的だった「完全に外国人」のコダモンも…。ここではその他大勢。ハーフなんて、そこら辺にいくらでもゴロゴロ転がってるし、珍しくもなんともない。

 

 

そんなこんなで…。日本は世界的に見ても、まだまだハーフに対する見方がガラパゴスだと思います。

 

 

 

日本と海外、その両方をけっこう濃密に経験してきた、ドイツハーフ。

 

 

そんなコダモンが選ぶ、ハーフで良かったこと。第2弾です。

 

 

 

 

大人になってから「ハーフで良かった!!」と思えること。それが…。

 

 

母国語がふたつある!

 

 

ということです。

 

 

日本で生まれ育って、日本の学校に通っていたので、もちろん日本語は話せる。むしろ、日本語が第一母国語。

 

 

そして…。

 

 

ドイツ語という第二母国語がある。

 

 

片親がドイツ人なので当たり前ですが…。コレがやっぱりハーフの利点のひとつ。

 

 

家ではタダでドイツ語が学べます(笑)

 

 

外から家に帰ると、そこは半分海外なので、そこでの会話は日本語とドイツ語が入り混じってる。机に向かって勉強する時もあれば…。その日常会話の中で自然にもうひとつの母国語を覚えます。

 

 

家の中で日本語で話していたら、急にドイツ語に変わったり。

 

 

他人に会話の内容を知られたく無い時だけ、ドイツ語に切り替えたり (便利)

 

 

しかし…。これが実は、幼少期には逆にちょっと苦労するテーマ。学校の通常の勉強に加えて、家庭の中でさらに「母国語を勉強」するハメになります。

 

 

スパルタの親を持った日には…。けっこうマジで勉強させられるハーフもいるかも。

 

 

それでも、日本語以外の母国語をどれくらい操れるかは、同じハーフでも千差万別です。

 

 

そもそも、もう一つの母国語を学べるかどうかも、単純に家庭事情にもよる。

 

 

そんな中、コダモンがこれまで知り合ってきた「日本育ちのハーフ」たちの中には、かなりの確率で「日本語しか話せません」という人がいた。

 

 

それをとやか言う権利は無いのですが…。

 

 

やっぱり、何でもダブルに育つ環境にいるハーフなのだから、「もったいないなぁ…」とは思った。

 

 

日本にいるハーフたちは、海外に長期滞在をしていなければ、日本語は「純日本人」のレベルまでマスターします。学校の授業、友達との日常会話、兄弟姉妹とのコミュニケーションが、日本語になるからです。

 

 

まぁ、当然ですね。

 

 

ところが…。もう一つの母国語になると、「カタコトしか話せない人」から「全くコミュニケーションが取れない人」まで。けっこう色んなハーフがいます。

 

 

もちろん、完全にバイリンガルな超優秀なハーフもいる (うらやましい…)

 

 

どのハーフにも共通して言えるのは、日本語以外の母国語を学ぶ時は、「自然と学ぶ環境」を必要とすること。

 

 

机に向かってガリガリ勉強させられても…。なかなか上達しない。

 

 

日常的にもうひとつの母国語で会話をする環境づくりが大切です。

 

 

何はともあれ、外国語を話せるハーフでも、各々の苦労話がある。

 

 

ちなみに、わたくしコダモン…。

 

 

お恥ずかしながら、バイリンガルには育ちませんでした(泣)

 

 

その理由は…。

 

 

日本にいた時からドイツ語で話しかけてくれたが、日本語で返答していたから

 

 

学校が終わってから「ドイツ語を学ぶ時間」があったが、追加で勉強をする気になれなかったから

 

 

片親は、せっかくドイツ語を学ぶ機会があるのだからと、けっこう頑張ってくれたのですが…。肝心の本人が、やる気がなかった。

 

 

そして…。

 

 

大人になってから超絶後悔した

 

 

マジで後悔した。

 

 

まさに、自業自得…。

 

 

ドイツ語のレベルは、大学でドイツに渡るまで、あまり上達しなかったのです。

 

 

五感の発達も著しくて、新しいことを吸収する能力が高いのが幼少期と青年期。その大事な時期に…。しっかり学ばなかった。

 

 

そのため、大学でドイツ語を学びなおした時に、とても時間がかかりました。

 

 

せっかく家庭の中にドイツ語を学べる環境が整っていたのに…。

 

 

うーん…。

 

 

子供の頃は多感だし、たくさん遊びたいし。わざわざコトバを学ぶ気になれなかったんですよね…。

 

 

そんなこんなで、コダモンはバイリンガルには育ちませんでした。そして、18歳でまた最初から母国語を勉強し直した。

 

 

それでも、幼少期から幾度と無く聞いてきた言語だったので…。なんだかんだ時間はかかりましたが、すんなりと学べました。

 

 

そして、それを可能にしたのは、他でもなくハーフという家庭事情。

 

 

複数言語環境というらしいですが、親と子が相互的に自然と学びを深める環境があるということですね。

 

 

生まれながらにして、母国語がふたつ。そして、本人のやる気と環境さえ整っていれば、自然と「外国語」を話せるようになる。

 

 

紛れもなく、ハーフの特権。

 

 

 

ハーフのいいところです。 

 

 

大人になってから、大金をはたいて語学学校に通って…。というのが、「語学の学び」のスタンダードな進め方ですよね。もしくは、これまた大金をはたいて「語学留学」とか。

 

 

その点、ハーフは家で学べます。

 

 

そして、常日頃から日本語ともうひとつの母国語を聞いているハーフたちは、語学スキルが高いことが多いです。 

 

 

事実、コダモンはあまり勉強しなくても、常に英語が得意だった。

 

 

…。

 

 

ハーフのいいところ。

 

 

「コトバ」で苦労することもあるけど、「母国語がふたつある」というのは、絶対に利点です。

 

 

グリーバルビジネスにおいて、当然のようにビジネスレベルの英語が求められる。そして、ドイツ顧客とは「母国語レベル」での会話が必要となる。

 

 

そのような仕事環境で、ドイツでサラリーマンをしている現在…。

 

 

にわかバイリンガルに育った環境でも感謝!

 

 

本当に、感謝しかないです。

 

 

会社の中でも…。

 

 

ドイツ語と日本語のネイティブ。そして、英語がビジネスレベルの戦力として、かなり重宝されてます。あと中国語も少々…。

 

 

どの業種であれ、ハーフの語学力が「強みと差別化」につながる事は、コダモンのこれまでの経験から、断言できます。

 

 

 

いろんなハーフがいるけど…。自分のもうひとつの母国語は、ぜひ大切にしてもらいたいものです。 

 

 

 

コダモン