あなたが働く理由は?カイシャには無い「幸せ」を考える

ドイツなどの海外では会社員も「家族と趣味の時間」に生きています。カイシャの人間や周りの喧騒から少し離れて、あなたの「幸せ」について考えましょう。

「ワークライフバランス」で幸せになる

 

   

「ワークライフバランス」は、仕事と私生活の調和。 

  

  

あなたの生き方に多様な選択肢をもたらす、とても大切な考えです。 

  

  

仕事を最小限のストレスでこなしつつ、家族や友人との時間も大切にできるような働き方。 

 

 

与えられた有給休暇をしっかりと消化しながら日々仕事に励み、プライベートもしっかり充実した生活。

 

 

それは、誰もが理想とするワークライフバランスです。

 

 

仕事がストレスでも、家に帰ればゆっくりと過ごす時間が持てる。または、温かい家族が待っている。日々の業務が大変でも、休日はしっかりと自分の趣味に没頭したり、家族との時間に幸せを感じられる。

 

 

あなたの心と身体に余裕をもたらす働き方です。

 

 

心に余裕ができたあなたは、周りの人間に気を配ることが可能になる。相乗効果的に、みんなが幸せになれるのです。

 

 

そう、仕事でのストレスを最小限に抑える働き方が…。

 

 

 

あなたの「幸福度」の向上へとつながる

 

 

 

「ワークライフバランス」と「幸せ」の関係性は、とても密なのです。

 

 

日本には、毎日毎日カイシャで残業してロクに休みも取れないような働き方が当たり前のように行われています。

 

 

わたくしコダモンも、実勢に4年半ほど経験した働き方です。

 

 

休日でも仕事のことを考えてしまったり。残業が多くてプライベートに支障が出たり……。

 

 

 

当時の自分はまったく幸せではありませんでした。

 

 

 

毎日毎日何かしらのストレスを感じながら、めんどうな人間関係と戦い、心身を酷使して働いていた。そして、そのような生活の先にあるもの。それは、「幸せ」では無かったのです。

 

 

 

では、私たちは何のために働いているのでしょうか?

 

 

 


「幸せは買えない」

 

 

世界中にゴマンといる、会社員たち。

 

 

彼ら/彼女らが働く理由を「お金」と答える人は多いのではないでしょうか?

 

 

もちろん、生活するため、家族を養うためにはお金が必要です。

 

 

そして、それが最終的には「働く理由」であるのも当然と言えば当然です。

 

 

ただ、大事なのは…。

 

 

 

「お金 = 幸せ」ではない

 

 

 

ということ。

 


 

ウルグアイの元大統領で草花栽培者の、Jose Mujica氏。 

 

 

彼は、その質素な暮らしから「世界で最も貧しい大統領」として知られていたそうです。 

 

 

彼のインタビューから、現代のワークライフバランスと「幸せ」を考えてみましょう。 

 


 

 

「プランと予定で埋め尽くされてしまっている人生。 

 

 

そのような人生で、どうやって『幸せ』になれるっていうんだい? 

 

  

この社会の狂気じみているところさ。

 

 

誰もがあくせく生きている。誰もが生き急いでいる。

  

  

だが、それに気付いたときには時すでに遅し。人生はもう過ぎ去っているよ。 

  

  

我々は今、資本主義に支配された世の中で生きている。 

 

  

より多くお金を稼ぐことを良しとし、今以上に積み立てていくことが要求される世界。

 

 

そうすることによって、資本主義が成り立っているんだね。 

 

  

そして誰もが、

 

 

お金を稼ぐ事や稼いだお金を支出する事に人生を無駄にしている。

  

 

『お金を稼いではその都度消費』の繰り返し。

 

 

そうやって経済成長率を伸ばしている。 

 

  

ただ、それはあくまで『資本主義に対して貢献している』というだけの話。 

  

  

人間の幸せには、何の役にも立っていない。 

  

  

聖書の中には『その幸せな人間は、シャツすら持っていなかった』という記述がある。 

  

 

その人がどうやって冬を越したかは知らないよ(笑) 

 

 

ただ、この隠喩的な表現は、こう解釈すべきなんだ: 

  

  

物質的な豊かさは、『幸せ』を保証するものではない。 

  

  

我々は皆、もっと質素に生きる術を学ぶべきなんだ。 

 

  

もちろんそれは、物質的なモノを完全に生活から排除するべき、という話ではない。 

  

 

私が言いたいのは、

 

 

それらの奴隷になってはいけないという事。 

  

 

人生の中で1番大事なのは、私たち自身の気持ちと、人と人との関係。 

 

  

これが、人間の1番の原動力であるべきだ。 

 

 

そして、

 

  

そこに一人ひとりが時間を捧げなければいけないのだよ。 

  

 

自分の感情を育めない人には、『幸せ』は訪れないだろう。 

  

 

『幸せ』は買えないからね。 

  

 

ふむ……

  

 

『幸せ』が取引されてるような証券所はないだろう? 

  

 

『幸せ』は市場に出回っていないという事さ。」

 

 

(出典:Freie Medien [訳:コダモン], 07.03.2017 10:00 on Facebook, 

Mit Freiheitgedanken#Geld#Areit#Glück#Gefühle#Menschlich#Beziehung#Leben)


 

 

はぁー……。

 

 

単純だけど深い、Jose Mujica氏の言葉。

 

 

 

日本でカイシャを辞めるまでの4年半を振り返ると、思い当たるフシはたくさんありました……。

 

 


「お金」を稼ぐのがサラリーマン

 

 

 「給料 = Salary」という文字が含まれる職業、サラリーマン(会社員)。

 

 

毎朝の通勤ラッシュで怒涛のように出勤し、有給休暇もろくに取れず、息つくヒマもない。

 

 

年功序列が支配する組織の中で、周りに合わせながらひたすら働き続ける事の苦痛。

 

 

残業を繰り返しながら、毎日毎日ストレスと向かい合って働きます。

 

 

そして、自分はそこに4年半在籍していた。今思い出すだけでも、とても憂鬱。

 

 

心身を消耗して、疲弊しながら働いて……。

 

 

その対価は何でしょうか?

 

 

「生きがい」でもない。

 

 

「充実感」でもない。

 

 

そう……。

 

 

 

「お金」です

 

 

 

ストレスだらけのカイシャ生活の代償は、お金。"Salary" ですね。

 

 

余暇をまったく取れずに働き、カイシャの外でも心身をオフにできないほど、知らず知らずの内にゆっくりと身も心も削られていきます。

 

 

毎日夜遅くに帰宅し、家族と一緒に過ごす時間も持てない……。

 

 

自分の趣味に傾倒する余裕も時間も体力もない……。

 

 

自身の健康を顧みずに稼ぐ「お金」

 

 

家族をないがしろにしてまで稼ぐ「お金」

 

 

 

その「お金」で自分自身も家族も「不幸」にしている

 

 

 

家族と自分を「幸せ」にしようと身も心も粉にして働くのに、そこで得た「お金」で幸せにするハズの家族は、完全にないがしろ……。 

 

 

そこまで「カイシャと仕事」に身を捧げて、いったい最後に何が残るのでしょう?

 

 


働き続けた先に残るもの

 

 

 幸せを実現するための、ワークライフバランス。 

 

  

そのワークライフバランスをカイシャが崩壊させる。 

  

  

深夜までの残業、休日出勤、取れない有給休暇、満員電車。 

 

  

年功序列や古い慣行から来る、日本のカイシャ特有のストレス。

 

 

これらが見事にズッシリとのしかかり……。

 

 

 

あなたとあなたの周りの思考を停止させます

 

 

 

我々が働く目的は、前述の通りお金を稼ぐこと。

 

 

カイシャに属する理由は、「家族を養うため」と「生活のため」。

 

 

頑張って働いて得るお金は、「周りの大切な人間のため」。そして、「自分のため」ですね。

 

 

しかし同時に、本当に大切にすべきことに費やす時間も気力もないほど、カイシャに搾取されているのです。

  

 

どうしようもない矛盾が、そこにはあります。

 

 

カイシャで得る給料で、本当に大切なモノを幸せにするはずが、自分が先に仕事で潰れてしまう。

 

 

Jose Mujica氏が「奴隷」と表現しているのは、まさにこの事なのです。

 

 


カイシャに尽くしても何も残らない

 

 

わたくしコダモンは……。

  

  

家族と将来のために、お金はもちろん必要だと考えています。  

  

  

ただ、そこには必ず「ワークライフバランス」が必要。 

  

  

日本のカイシャで苦労した4年半で、毎日が苦痛だった経験が教えてくれました。   

 

 

 

カイシャに尽くしても何も残らない 

  

 

   

カイシャという組織や人間は、あなたを「幸せ」にはしません。

 

 

カイシャに尽くした後、手元に残るのは「お金」

 

 

そして、そのお金は……。

 

 

あなたの大切なモノを「幸せにするためのツール」でしかないのです。

 

 

ただそれだけ。

 

 

お金を稼ぐことは確かに必要ですが…。

 

 

カイシャにしがみつくような働き方で、あなたの周りの人間を不幸にしてしまっては、元も子もないのです。

  

  

福利厚生。家賃補助。残業手当に退職金……。 

  

  

コダモンは、それらが「安定と安泰」をもたらすと考えていました。 

  

  

出勤することがイヤでも、「それ以外に選択肢がない」とでも言わんばかりに、見えないプレッシャーを感じながら毎朝重い足を引きずって出社していました。 

 

 

しかし……。

   

 

 

「お金は幸せをもたらさない」 

 

  

 

カイシャに疲れた自分には、周りの大切な人に気を配る余裕さえ残っていなかった。

 

 

Jose Mujica氏の言葉が、胸に突き刺さります。

 

 


カイシャを辞めていた

 

 

「カイシャが楽しい!」と思えたことが皆無だった、日本での4年半。 

  

  

毎日の出勤が憂鬱だった日々。 

    

  

 

なぜ自分はカイシャで働いているのだろう? 

 

  

  

サラリーマンである以上、カイシャに属しながら頑張る目的は「お金」。しかし、同時にそれがまったく「幸せ」をもたらさない現実。

 

 

「勤続30数年でガッポリと退職金を手にいれる」などという事には、1ミリも興味がなくなりました。同じカイシャに30数年とか絶対に無理です。

  

 

次第に昇給や昇級に対する欲望も薄れ、カイシャから離れることを考え始めました。

 

  

年功序列と集団行動の中で、周りに合わせながら「頑張って働く姿勢」を見せることで評価されようとする、上司や同僚たち。 

  

  

「みんなが残業するから…」 

  

  

「みんなが有給休暇を取らないから…」

 

   

そうして働き続けて、息つくヒマもない。リフレッシュもできない……。

 

 

 

そんな環境でこの先あと何十年も働け続けるのか?

   

 

……。

  

  

4年半耐えてきましたが、最後は驚くほどあっさり手放せました。

 

 


ワークライフバランスで「幸せ」は見つかる

   

 

ハーフが日系の上場企業に4年半勤めて得た結論。 

  

 

  

カイシャには「幸せ」がない

 

 

 

日本のカイシャの古い慣行と残業まみれの部署で働くことは、単純に苦痛。そして、そこまでして得た「お金」には、心身を消耗するほどの価値はありませんでした。

 

 

カイシャに属しながら「幸せ」になりたいのなら……。

 

 

そこには「ワークライフバランス」が必ず存在するべきです。

 

 

「ワーク」ではなく、ライフをメインに人生を楽しむこと。

 

 

カイシャには必要最低限の気力と労力で従事して、残りの全てをプライベートの充実に全力で注ぐ事。

 

 

それが実現できないと、いつしか機械のように働くマシーンができあがります。まさに仕事の「奴隷」

 

 

 「仕事と私生活の調和」が、日本のカイシャで働くには必須なのです。

 

 

そして、それを実現させるためにはカイシャに属する姿勢から見直す必要があります。

 

 

家族が幸せになれるための分だけお金を稼ぐ

  

  

カイシャに留まる時間は必要最小限に抑える

 

 

それを実行することで、本当の「幸せ」が見えてくる。

 

 

Jose Mujica氏の言う「奴隷」にならないためにも、自分の幸せがどこにあるかを考え直してみましょう。

 

 

「カイシャ」と「お金」があなたの人生を左右させるような働き方は、絶対に間違っています。

 

 

カイシャに「幸せ」は転がっていないのですから。

 

 

……。

 

 

わたくしコダモン。

 

 

日本のカイシャに見切りをつけて、ドイツでドイツ企業に転職しました。

 

 

この先も企業という「組織」と付き合うことになりますが、日本で4年半経験したような働き方は、もうしません。

 

  

自分と家族を幸せにしたい 

  

  

今思うことは、それだけです。 

 

 

そのために、これからも自分の気持ちと家族を最優先にして働きます。

 

 

 

日本で失いかけたワークライフバランスを取り戻すための、第1歩。 

 

  

コダモンは、「日本のカイシャを辞める」という決断で、その1歩を踏み出すことができました。 

  

  

 

あなたの「ワークライフバランス」は、保たれていますか?