「休暇のために働く」欧米人から学ぶワークライフバランス

「仕事と休暇」の間違った考え方から来る、日本のカイシャのワークライフバランスの悪さ。有給休暇の取得数が世界で最も少ない日本で「仕事」を中心にしてはいけない理由とは?

欧米の「休暇」の考え方に学ぶ

 

 

みなさん、こんにちは。

コダモンです。

 

もう7月も半ば。

 

今年も既に半年が過ぎましたね。

 

毎日がカイシャだと、時間が飛ぶように過ぎていきます。

 

1年の折り返しで、

 

「ふぅー」とため息が増えるこの時期。

 

リフレッシュが必要な時期にさしかかりました。

 

ちなみにですが、

 

 

あなたの今年の有給休暇の取得状況はいかがですか?

 

 

1年の半分以上が過ぎた現在、

 

有給休暇もその半分は取得済みでしょうか?

 

「最後に有給を取ったのはゴールデンウィーク」

 

そんな人が多そうです。 

 

取得して当然な有給休暇。

 

年間を通してリフレッシュする大事な時間。

 

そんな貴重な時間をないがしろにしているあなた:

 

 

「休暇の為に働く欧米人」に学びましょう。

 

 

「カイシャと仕事」は本当に美徳と呼べる??

 

 

「日本人は働きすぎる」

 

今さら言う必要がないくらい、世界でも知られているこの事実。

 

22時を過ぎてもメールが飛び交う、日本のカイシャ。

 

定時に帰る人の方が圧倒的に少ないという、

 

世界的にも非常に不可解な現場がそこにあります。

 

朝から晩までカイシャ。

 

残業なんて、ほぼ当たり前。

 

残業が「固定残業」として既に契約に組み込まれてるし…

 

合わせて読みたい→

 

なんともやり場のない現状です。

 

海外での日本の評判はまさに、

 

「ストレス大国日本」

 

これは異名では無く、日本のカイシャをしっかり体言しています。

 

「繁忙期の残業上限は月100時間未満」

 

こんなありえない規定が、国レベルでされている国。

 

 

欧米諸国はドン引きしています。

 

 

外国人が日本のカイシャの「ありえない事」として常に挙げるのが、「残業と休みの少なさ」。

 

日本では、

 

 

「定時で帰る」=「仕事をしていない!」

 

 

「休暇を取る」=「部署に迷惑をかけている!」

 

 

こんな声が当たり前のように聞こえて来ます。

 

実際に4年半日本のカイシャに就職してきたコダモンは、

 

 

日本のカイシャの「休みの取り辛さ」を知っています。

 

 

煩雑なんですよねぇ…

 

 

残業過多と、カイシャ側のミスマネジメントの連鎖で、

 

 

「人員が欠ける」が、そのまま「仕事が回らない」につながります。

 

 

一部上場企業に勤めていた当時も、

 

休暇申請の際に何度もモメました。

 

そんな日本のカイシャでは、

 

定時で帰る事や有給休暇の取得が、「悪」とされます。

 

 

「付き合い残業」と「ダラダラ残業」が大半なのに。

 

 

いずれにせよ、

 

「カイシャに長く居続けること」を評価する上司が蔓延してるので、

 

その逆を行く社員が異端分子と見なされてしまいます。

 

 

はぁー…。

 

 

そして、コレがそのまま反映されるのが有給休暇の取得率:

 

 

日本の労働者の有給休暇の取得率は、なんと47.6%!!

 

 

厚生労働省が公表した、平成26年の年次有給休暇の取得率状況です。

(平成26年就労条件総合調査結果の概況:http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/14/gaiyou01.html)

 

 

本当に、ヤバいですね。

 

タダでさえ、ストレス三昧のカイシャでの日々の業務。

 

残業まみれの仕事量で頑張っているのに、

 

 

1年を通して全くリフレッシュできていないのです。

 

 

最悪の場合過労死などというケースへとつながる遠因。

 

 

これが「美徳」なはずがありません。

 

 

身体が潰れるのが前提で働かされているようなもの。

 

休暇についても、しかりです。

 

「仕事がひと段落ついてから」を待っていては、

 

日本のカイシャではいつまでたっても休みが取れません。

 

欧米諸国との大きな違いは、実はここにあります。

 

 

家族・友人・趣味の時間に全力を注ぐ欧米人

 

 

「休暇に行くから、この時期は仕事できません」

 

 

欧米では、コレが当たり前。

 

上司と企業側に、事前に長期休暇のタイミングを伝えます。

 

 

しかも、30日分。

(国と人によって差はありますが欧米の有給日数はおよそ30日前後)

 

 

コダモンは、日本と欧州の両方の組織を経験しました。

 

ドイツでは、

 

部下が上司に「今年はこのタイミングで休みます」と伝えます。

 

「あっ、この時期はちょっとマズイ」

 

という事になれば、一緒に調整するのです。

 

企業も上司も、

 

 

社員の有給取得は当然の権利

 

 

としてリスペクトしており、

 

長期休暇前提での人員割り振りと代行プランをしっかり作成します。

 

欧米人にとっては、有給休暇で「リフレッシュ」する事は必須。

 

 

1年間に2〜3回、長期休暇という「リフレッシュ期間」を設けます。

 

 

日々の仕事を休暇に向けて頑張り、

 

ストレスを休み中に発散させ、

 

リフレッシュして仕事に戻ります。

 

 

社員A:「おい、今年の夏休みはどこへ行くんだ?」

 

社員B:「シチリア島に2週間家族と行ってくるよ」

 

社員A:「そうか、奥さんによろしくな」

 

 

こんな会話が聞こえてくるのが欧州。

 

そして各々が、

 

 

休暇を全力で満喫するために、日々の業務に励みます。

 

 

日本とは大違いですね。

 

 

「休暇に対する考え」の対比。

 

いかがだったでしょうか?

 

どちらが健康的な考え方か、一目瞭然かと思います。

 

日本のカイシャでは、団塊世代の「古い考え」を持った上司が多く、

 

彼らは「カイシャに長く残りたくさん仕事をする事」で評価されてきました。

 

そして、それをしっかり継承します。

 

自ずと、

 

「定時には帰れない」

 

「周りに迷惑がかかるから休めない」

 

という色に部署が染まっていきます。

 

 

しかし欧米では:

 

 

社員が長期休暇で抜けても組織としてしっかり成り立っている。

 

 

同じ先進国として、日本で実践できないハズがありません。

 

文化と働き方の違いだと言われればそれまでですが、

 

 

「付き合い残業」と「ダラダラ残業」って日本の文化でしたっけ??

 

 

コダモンも就職してみてわかりましたが、

 

日本のカイシャでは「個人」で「組織」と戦うことに限界があります。

 

そんな中、

 

「当然の権利」として使える有給休暇でモメたくないものです。

 

 

カイシャぐるみで変えないと、個人が行動に起こせないのが日本。

 

 

「休暇」に対するマインドセットを根本的に変えて、

 

欧米スタイルで休みを取らせる体制を敷くべきです。

 

 

コダモン